カテゴリ: 講演会報告

講話

まとめての報告になってしまいますが
2月25日(日)に藤枝市社会福祉協議会様主催の
大人のための福祉講座第2弾「あなたの力でほっとする社会に~発達障害について理解しよう~」に

2月28日(水)に静岡県立大学健康支援センター相談室主催の「座談会」にお招きいただきました。

「大人のための福祉講座」では、恥ずかしながら「講師」という立場でお招きいただきました。
どんな立場の方に何名程お越しいただけるかわからない
とのことでしたので、前半は「講話」後半は「発達障害セルフチェックをやってみよう」を行いました。
発達障害の当事者とあまり接点が無い方も多数参加する、ということを想定していたのですが蓋を開けてみると当事者や当事者の家族の方や仕事で関わりのある方等が大半で、参加人数も56名と多かったです。
切実な問題を抱えている方が多かったので沢山質問をいただき、議論も活発に行われていて会場は盛況でした。

静岡県立大学の「座談会」では当事者の学生と交流を行いました。
こちらのイベントは4回目になるのですが今回は新たな趣向として、前半部分で就職活動や仕事でどんな失敗や挫折をしてそれをどう乗り越えたかをスタッフ1名が発表しました。
後半は学生のお悩みを他の学生とスタッフみんなで考えるということを行いました。

座談会

意外な相談も飛び出しましたが、4回目ということもありリラックスした雰囲気で開催できました。

終了後は参加したスタッフで学食を利用させていただいたのですが、大変おいしかったです。
(…その値段でサラダと汁物とデザートがつくのか)

PrismStationonではこういった活動も行っています。
あまり「講師」や「講座」なんてガラでは無いですが、自分たちの経験を話すことはできます。
興味のあるかたはお声かけいただければ幸いです。

県大

2月20日(月)に、 静岡県立大学 健康支援センター 相談室主催の、
【第2回PrismStationとの座談会】に
PrismStationスタッフ5名が参加させていただきました。

昨年8月に引き続きの開催、本当に感謝です(≧∀≦)
県立大学
今回は前半で、
学生さんに困りごとや悩みごと
を挙げていただき、

後半では、
困りごとや悩みごとの深掘り
PrismStationスタッフからのアンサー
といった内容での開催でした。

第1回から続けて参加いただいた学生さんもいたおかげか、
前回よりも更に困りごとや悩みごとへの深掘りができ、
手前味噌ですが・・・
とても充実したワークショップになったかな?
と感じました♪

今回もありがとうございました✨
今後ともよろしくお願いいたします(o_ _)o

県大相談室 報告.001

先月の8月18日(木)に、 静岡県立大学 健康支援センター 相談室主催の、
【夏休みワークショップ 2022 座談会】に呼んでいただき、
PrismStationスタッフがファシリテーションを担当させてもらいました。
(メインファシリ…なぎささん、セッキーさん)  

当事者の学生さんと私達成人当事者との交流イベントで、
主には、
◉お互いの普段の悩みをシェアし合う時間 →学生さん達同士
◉就活、就職の悩みに答える時間 →PrismStationから学生さん達へ
が取れたらいいなと思ってのぞみました。

なぎささんファシリの前半は、
・自己紹介
・アイスブレイク
・あるあるトーク
をしました。
場には、同じ悩みを持つもの同士だからこそ味わえる、
それを話した時の安心感がありました。

セッキーさんファシリの後半は、
・事前質問への内容の深ボリ
・PrismStationからの質問アンサー
をしました。
学生さんから就活、就職の悩みを話してもらい、
その話を聞いて、こちら参考になりそうな話を返していきました。
それぞれ抱えている悩みが違うので、少し難しかったけれど、
それでも何か…お土産話が出来たかな…?

学生さん達は最初は緊張した様子でしたが、
最終的な感想として、
『周りにも同じ気持ちの人がいることがわかって安心した』
『同じ境遇の人と直接話が出来て良かった』 などという声をいただき、
こちらも良かった〜とホッとしました。

今後も交流できたら…成人当事者が話したり質問を受けたり、
私達の経験が少しでもお役に立てたら幸いです♪

この機会を、ありがとうございました(^^)

PrismStation代表 甲斐が10・11月の3つのイベントにて講演を行なってきました♪(日付順)

Thank You.001


・静岡市こころの健康センター様(2020.10.15)

10月15日に、こころの健康センターさんにお声がけ頂き「発達障害について」というタイトルで、講演を致しました。  

会の前半は、静岡市発達障害者支援センターの稲葉さんが講演をしたのですが、発達障害者の状態を体感するワークをやって頂き、とても勉強になりました。
ワークの内容は、簡単な質問に答えていくだけなのですが、マルチタスクが苦手な発達障害者の気持ちが体感できるもので、是非、多くの人に体感して欲しいと思います。  

甲斐の講演内容は、主に、PrismStationの活動内容や目的、発達障害者は、普段どんなことに困り、どの様に対処しているかを中心にお話しさせて頂きました。  

更に、二次障害のうつになりやすいことなどにも触れ、1人で悩まず、なるべく早めに相談して欲しいこともお伝えしました。  

参加者は、支援者が多く皆メモを取り熱心に話を聞いてくださいましたね。
多くの人に、発達障害の理解が進んで欲しいと強く思います。
こころの健康センター様、ありがとうございました。


Thank You.002

・静岡市発達障害者支援センターきらり様(2020.11.28)

11月28日、静岡市発達障害支援センターきらり様にお声がけ頂き「発達障害者の支援・家族支援について」というお題で、登壇させて頂きました。
本来は、春にお話しさせて頂く予定でしたが、コロナの影響で11月の開催になりました。
今回も無事開催できて良かったですね。 参加者は支援者が多く、どの方も真剣にお話を聞いて頂けました。
1時間半お話しさせて頂き、私なりの発達障害に対しての考え方や、対処法をお伝えしました。
最後に、支援についての私なりの考えをお伝え致しましたが、過去、障害者施設に勤めていた経験があるので、支援について悩む気持ちは骨身に沁みてわかります。 その時の経験を元にお話しさせて頂きました。今後の支援に少しでも役に立ったら嬉しく思います。
きらりさんとのコラボは、まだまだ始まりだと思います。
きらりさんの職員さんは、どの人も優しくとても熱心です。
今後もPSと交流して、今よりもっと生きやすい世の中を築いていきたいと思います。
きらり様、ありがとうございました。


Thank You.003
 
・静岡県ことばと心を育む会 にこっと 東部事務局様(2020.11.29)

11月29日に、 静岡県ことばと心を育む会 東部事務局にこっと沼津様にお声がけ頂き、たけのこぐんぐん学習会「発達凸凹成人当事者の体験談~子どものころ、して欲しかったこと~」というお題で、オンラインで登壇させて頂きました。  

オンラインなので、私の心の部分が伝わるか不安でしたが、涙を流して聞いてくださる方もいらっしゃいまして、こちらの方も熱くなりました。
発達障害のお子様を持つ親がお話を聞いてくださっていましたので、質問もお子様に対することが多かったです。
自分も、両親にこの様に心配をかけ、大事に思われていたんだな・・・。もっと両親を大事にしよう。と改めて思いました。
以前、にこっと静岡様とも交流させて頂きましたが、にこっと沼津様とも今後も、なにかしらのコラボイベントをしていきたいですね。
PSにも是非、見学に来て頂きたいです。
にこっと沼津様、ありがとうございました。

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12月10日清水第七中学校で開催されました、学校保健委員会
『あなたらしく自分らしく人間らしく〜ふつうってなんだ?〜多様性社会に生きる』に登壇させて頂きました。  

2年前も、学校保健委員会で発達障害についてお話しさせて頂きましたが、今回は、社会的にマイノリティ4人に話を聞くというのが主な内容でした。  

・発達障害(甲斐です)
・ハーフ
・聴覚障害
・LGBT  
の4人です。  

最初に、先生達による寸劇があり、LGBTについて考える時間になりました。  

次に、我々4人がステージに上がり先生の質問にお答えし、スピーカーは、各々の辛かった経験、当事者で良かった点などを語りました。  

生徒達のディスカッションの時間になり、生徒からの意見も聞くことができました。  

ふつう…って何だろう?  

自分達が、ふつうって思っていることは、ふつうでは無いかも知れない。  

ふつうとは、固定概念かもしれない。と発表した生徒さんもいました。  

先生・生徒共に、深くマイノリティについて、そして、ふつうについて考える時間となりました。  

自分が記憶する限り、自分が中学生の時には、この様な授業はありませんでした。 素晴らしい時代になったと思います。  

最後に、スピーカーが、それぞれ全校生徒にメッセージを送りました。  

甲斐からは、
「皆さんの中にも、自分と同じ様に発達障害の人もいると思います。
発達障害にも様々な特性があり、自分の感情を上手く言葉で表すことができずに黙ってしまう人や、逆に感情を抑えきれずキレて暴れてしまう人もいると思います。
どうしても、我々は、少数派なので、周りの人は自分のことを、なかなか理解してくれない、と感じることが多いと思います。
自分が中学生の時は、発達障害という言葉すら知られていませんでした。
しかし、今回の学校保健委員会の開催の様に少しずつ世間にも知られてきています。
今もきっと周りに、味方はいると思うし、これからも、きっと味方は増えていきます。
自分も、発達障害の理解が進む様に活動をしていきますので、一緒にがんばりましょう。」 と、お伝えさせて頂きました。  

今回も、お話しさせて頂きありがとうございます。  

清水第七中学校に限らず、お話しさせて頂ける機会がありましたら、伺いますので、是非お声掛けください。  

文責:甲斐

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